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看護師を辞めたら幸せになれるの?新たな生活を送るためには

  • 業界・資格ノウハウ

目次

「人々の健康に貢献したい」という思いから、大学や専門学校での実習、国家試験を経てつかんだ看護師の道。しかし、大変な毎日に疲れて、「看護師を辞めたら幸せになれるかな...」と思ってはいませんか?

自分のキャリアについて不安になったり、考え直したりすることはどの世代にとっても当たり前なことです。

この記事では、看護師を辞めるか悩んでいる人に向けて、看護師の辛さや幸せ、そして看護師以外の道についてまとめます。


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看護師を辞めたくなる理由4選

看護師特有の大変さや、個人的な理由など、辞めたいと思う理由は多くあります。ここでは、その中でも主な理由を4つ紹介します。


過重労働に耐えられない

多くの人が「看護師は激務だ」と感じているでしょう。特に辞めたいと考えている方の労働環境は過酷なものかもしれません。

看護師の多くは日勤の他に夜勤があり、休みも不規則になるため、生活リズムが乱れます。また、病院勤務の場合は緊急の対応に追われ、残業が発生しやすく、長時間労働に繋がっています。

立ち仕事でもあるため、体力的にかなりハードな仕事といえるでしょう。


ひとつのミスも許されない緊張感に疲れた

看護師は医師とともに、常に患者の健康に寄り添う仕事です。命に関わるような大きな病を抱えた患者さんの対応も行わなくてはなりません。

自分の小さなミスが患者さんの生死に直結するかもしれない、という緊張感の中で仕事をし続けるのは精神的にもハードです。

肉体的にも精神的にも疲弊しやすい職種なので、辞めたいと感じる方も多いのでしょう。


職場の人間関係が嫌だった

どの業界、どの職場にもあることですが、人間関係に悩む人が多いのも事実です。

病院やクリニックなどの閉鎖的な環境にストレスを感じたり、女性が多いことから目立つ人は嫉妬の対象にされたり、といったことがあるようです。

また、人の生死に関わる仕事であるため、小さなミスにも厳しく注意されるなど先輩と後輩の関係が厳しい職場も多いです。

実際にこのような経験をした方も多いのではないでしょうか。


ライフイベントがきっかけ

人生におけるライフイベントをきっかけに看護師を辞めることを考える人もいます。例えば、結婚や出産、育児、介護、病気などが挙げられます。

看護師は体力的にもハードな仕事なので、育児や介護との両立が難しいと感じる人も多いでしょう。ただし他の理由に比べて、ある程度納得感をもって辞めることになるので、後悔する人は少ないといえます。


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看護師として別の道を歩む場合

それでは、看護師を辞めずに、幸せを求めることはできるのでしょうか。ここでは、「看護師」という仕事について考え直し、看護師を続ける道を紹介します。


ヘルスケアに関わることが幸せか考えてみる

まずは改めて、本当にヘルスケアに関わって生きていきたいのか考え直すことが重要でしょう。

看護師は日常的に人の生死と向き合うハードな仕事です。それでもなお、人々の健康に貢献したいと思えるならば、看護師の仕事を続けた方が幸せになれるでしょう。

自分には精神的に過酷すぎる、責任感でつらくなる、という方は無理をしてまで続ける必要はありません。自分が生き生きとして生活でき、やりがいを感じて働ける幸せを考えてみましょう。


看護師としての負担を減らして働く

辞めたいと思っている理由の多くは、看護師のハードさにあるのではないでしょうか。それでも医療に携わりたい、という人にはなるべく負担を減らした働き方をおすすめします。


夜勤をなくし、日勤のみで働く

看護師の仕事の中でも最もハードなのが夜勤でしょう。
夜勤があると生活リズムが乱れ、疲労が溜まっていきます。そこで、思い切って日勤だけの勤務に変えてもらうことを考えてみましょう。

厚生労働省発表の「令和2年度賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均年収は約490万円と他業種よりも高い傾向にあるものの、それは夜勤手当の影響が大きいです。

そのため、夜勤を削ることは収入を削ることに直結します。自分の中で収入、やりがい、健康など何に重きを置くのかを考えた上で判断しましょう。

参考:厚生労働省「令和2年度賃金構造基本統計調査」


病院以外の場所で看護師として働く

病院で勤務していると常に緊迫した状態が続いたり、夜勤があったりと、心身ともに負荷がかかります。

しかし、視野を広げてみると病院以外の場所でも看護師として活躍している人は多くいます。

例えば、保育園、介護施設・高齢者向け施設、訪問看護師、産業看護師は夜勤がないケースも多く、病院ほど重篤な患者さんを診ることも少ないので、働きやすいと感じる人もいるでしょう。

収入面では、病院に比べ少し下がってしまうか同程度の水準を維持できるため、不安も少ないです。

看護師資格が生かせる病院以外の仕事は以下の記事で紹介しているので、併せてご覧ください。
看護師は病院以外でも働ける?看護師資格が活かせる仕事をご紹介!


長期間のブランクには注意

一旦看護師を辞め、ブランクの期間が長引くほど復職へのハードルは上がっていきます。

「自分に再び命を預かる仕事ができるのだろうか」「体力的に務まるのだろうか」「家庭と両立できるのだろうか」などと考えてしまい、結果的に復職を諦めてしまう人も少なくありません。

そういった場合は、パートやアルバイトなどから徐々に復帰していくのもひとつの選択肢です。その他にも、復職支援研修など公的な支援制度もありますのでご検討ください。

【関連記事】
ブランクありでも看護師に復職できる!復職の準備方法やおすすめの職場を解説

参考:日本看護師協会「就職・復職支援等」/東京ナースプラザ「復職支援研修」


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看護師以外の道を歩む場合

やっぱり自分には看護師は向いていない...と思った場合、どのような道があるのでしょうか。ここでは、看護師に向いていないのはどのような人かや看護師以外の幸せについて考えていきます。


看護師に向いていない人の5つの特徴

看護師を辞めたいと考えていて、以下のような特徴に当てはまる人は看護師以外の道を考えてみても良いかもしれません。


スピード感をもって動くことが苦手

特に病院看護師は、緊急の対応が頻繁に発生するため、スピード感をもって動くことが重要視されます。

柔軟な対応や臨機応変さを求められるので、ストレスを感じる人も多いと思います。もっと穏やかに、落ち着いて仕事がしたいという人には向かないでしょう。

その場合、定型業務が多い健診センターへの就職や保健師への転身などを検討してみても良いかもしれません。


責任感に苦しくなる

前述したとおり、看護師は人の命を預かる仕事です。患者さんを看取る場面も多くなります。

自分の仕事ひとつひとつが患者さんの健康に繋がるので、当然、責任感も大きくなります。やりがいよりも、責任感からくる苦しさの方が強くなってしまう方には向かない仕事と言えるでしょう。


コミュニケーションが好きではない

看護師は医師、他の看護師、患者さんなど数多くの人と積極的にコミュニケーションをとって仕事をしていきます。

多くの人と関わり、人間関係を構築していくので、コミュニケーションや人付き合いが負担にならず楽しめる人に向いています。

そうでない場合は、人間関係に疲れてしまうかもしれません。


一定の生活リズムで過ごしたい

看護師の仕事は夜勤も多いため、生活リズムが不規則になりがちです。休みも不定期な職場が多いので、家族や友人と休日を合わせるのにも苦労します。

一般企業のように、毎日決まった時間に勤務し、決まった曜日に休みが取れる生活を送りたいという人には向いていないでしょう。

ただし、シフトが固定のクリニックで働いたり、夜勤を辞めて日勤のみで働いたりなど、一定の生活リズムで過ごせる手段もあります。


ひとりでコツコツ働きたい

コミュニケーションの点にも通じますが、看護師はチームで取り組んでいく仕事が大半です。

常にチームの様子を把握し、必要に応じてコミュニケーションをとって協力していく必要があります。そのため、自分のペースで集中して仕事がしたという人にはあまり向かない職業でしょう。


自分に向いている働き方、生き方を見つける

ここからは看護師ではない道を歩もうと考えている方に向けて、今後の働き方や生き方を提案していきます。


看護師経験を活かして働く

看護師を辞める場合でも、その経験を捨ててしまうのではなく活かす方向で考えましょう。

看護師の仕事で得られるスキルは、柔軟な対応力、コミュニケーション能力、スケジュール管理能力、そしてタフな体力と精神力です。

これらを活かして、店舗での接客が中心となるような販売職や、企業の顔となる営業職、衛生管理とコミュニケーションが重要になる美容部員として活躍できるかもしれません。

他にも、知識を活かしたメディカルライターや治験コーディネーター、保健師といった職業もあります。これらはより医療に直結している仕事なので、ヘルスケアに関わりたい人は検討してみてはいかがでしょうか。

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転職する際には、自分が持っているスキルが発揮できる職種は何かを考えましょう。


さまざまな幸せについて考える

あなたにとっての幸せとは何でしょうか。

これまで通り医療に関わることなのか、全く別の仕事をしてみることなのか、または結婚や出産をして家庭での生活に専念することなのか、よく考えてみることが大切です。

人によって幸せの形はさまざまです。ぜひ自分の価値観に従って、自分だけの幸せを見つけてみてください。


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まとめ

「看護師を辞めることは幸せなのか?」というテーマについて考えてきました。

看護業界はテクノロジーの発展や超高齢化社会の進行もあり、将来が非常に明るい業界のひとつです。今後ますますその需要は高まっていくでしょう。そのため、以前よりもブランクを抱えていても復職しやすい環境が整ってきています。

幸せの形は人によって違うものであり、必ずしも看護師こだわる必要はありません。しかし、今後もヘルスケアに関わりたいと思うのであれば、自分らしい働き方のできる関わり方を見つけることが大切です。

ぜひ、ゆっくりと時間をかけて自分なりの幸せの形を考えてみてください。


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