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美容師の志望動機の書き方と例文を紹介!面接の履歴書にはどのようなことを書けばいいの?

  • 履歴書・面接

目次

美容師が就職活動する際、必ずといっていいほど必要なのが、履歴書です。履歴書には経歴や趣味、特技などを書きますが、なかでも多くの人が書くのに苦労するのは、志望動機なのではないでしょうか。

なにをどのように書けば良いのかわからないと悩みがちな志望動機ですが、ポイントをおさえておけば、具体性のある志望動機が誰にでも書けます。

本記事では、志望動機で必ず書いておきたいことと、書くべきではないこと、志望動機を書くポイントを詳しく解説します。志望動機の書き方でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。


美容師の志望動機に必ず書きたいこと


美容師の志望動機に必ず書きたいことの写真

はじめに、美容師の志望動機に必ず書くべき3つのポイントを解説します。


なぜ美容師になりたいのか

志望動機には「なぜ美容師になりたいのか」を必ず書きましょう。仕事への熱意や意気込みは、美容師になりたい理由に強く表れます。理由がはっきりしていないと、熱意のない人だと判断されかねません。

美容師になろうと思ったきっかけは人それぞれです。どのような経験を通して美容師を目指しているのかといった理由を書きましょう。


なぜその企業を希望するのか

「なぜその企業を希望するのか」も志望動機に欠かせないポイントの一つです。数多くの企業があるなかで、その企業を選んだ理由を説明できなければ、すぐに辞めてほかの企業に行ってしまうのではないかと不安を持たれるかもしれません。

企業を分析したうえで、自分に合っていると感じた部分を詳しく書きましょう。


どのような美容師になりたいか

美容師の志望動機には「どのような美容師になりたいか」も書きましょう。目標があいまいだと、就職後も熱心に仕事に取り組めるかどうか、疑問を持たれます。

美容師として目指していることや、その理由を説明できるようにしておきましょう。


美容師の志望動機の例文

先ほど解説した志望動機のポイントをふまえ、志望動機の例文をご紹介します。例文を参考に、自分の経験を交えて志望動機を考えてみてください。


1.高校生の志望動機

小さい頃にしてもらったヘアメイクが忘れられず、いつかは自分も美容師になってヘアメイクをしてみたいと思い、基本的なことからアレンジまで幅広く勉強しています。高校卒業後、現場で実践的な経験を積みながら、美容師を目指したいと考えていたところ、貴社を知り、応募いたしました。ヘアメイクだけでなく、着付けやネイルなど、幅広い技術を学べる貴社に非常に魅力を感じています。現在は高校在学中ですが、カフェでアルバイトしているため、丁寧な接客には自信があります。美容師の資格をとり、いずれはスタイリストとして活躍できるよう努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。

高校生の場合、「なぜ美容師になりたいのか」「なぜその企業を希望するのか」「どのような美容師になりたいか」をバランスよく伝えることを心掛けると良いでしょう。

美容師に憧れるきっかけとなったエピソードや、美容師になるためにどのような努力をしているかなどを盛り込むと、心の動きや熱意が伝わりやすい志望動機となります。

また、希望する職場に感じる魅力や自分の特性なども盛り込めると志望動機の解像度が上がるでしょう。

更に、資格取得やその先のビジョンにも触れられると好印象です。


2.専門学校卒・新卒の志望動機

貴社のスタッフさんたちの高い技術力と丁寧な接客、またサロン全体のアットホームな雰囲気を重視する文化に、大変魅力を感じて応募いたしました。親戚の美容師にあこがれて入った美容専門学校では、ヘアメイクとアレンジを中心とした幅広い技術を学び、特にヘアアレンジでは学内でも上位3位以内の成績を常に維持しておりました。在学中はサロンでアルバイトもしていたため、一通りの接客はすぐに対応できます。学校で学んだことを最大限に活かし、現場でいち早くプロとして活躍できるよう、日々努力していきますのでよろしくお願いいたします。

専門学校卒や新卒の場合、まずは「なぜその職場を希望するのか」に比重を置いて志望動機を伝えると良いでしょう。その際、他の職場でも同じことが当てはまるような理由では志望動機として弱いため、サロンの特徴などしっかりリサーチしておくことが大事です。

また、学生としてどのような知識や技術を身に着けてきたのかも併せて伝えられれば、美容師としてのポテンシャルもアピールできます。その際には、順位などの成績や具体的な成功体験など、初めて聞く相手にも伝わりやすい話が盛り込めるとなお良いでしょう。


3.中途・ブランクがある方の志望動機

都内のサロンでスタイリストとして3年働いていましたが、第一子出産を機に退職し、以後は子育てに専念していました。休職中、子どもの髪を切ったりセットしたりするなかで、やはり美容師の仕事をしたいという思いが強くなったため、多様な働き方を選べる貴社を志望いたしました。スタイリストをしていた頃は、幅広い年代のお客様のカットやカラーを担当していたため、接客力には自信があります。ブランクはありますが、一日でも早く勘を取り戻し、いずれはお客様から多くの指名をいただけるよう、精一杯取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

中途やブランクなど経験がある場合、まずは自分の状況やそれに伴う心の動きを 説明できると良いでしょう。転職や再就職の理由は前向きである方が好印象です。転職の理由や休職中の状況などを正しく伝えることで、採用担当者の不安を払拭できるでしょう。

また、在職中の経験やスキルについても得意なことなどを織り交ぜて話せると、自身の就職後のイメージが具体的なものとなります。最後に熱意を添えて、新しい職場で活躍していきたいことをアピールしましょう。


こんな志望動機はNG!注意すべき項目は?


こんな志望動機はNG!注意すべき項目は?の写真

志望動機で書くべきでない内容と、書き方の注意点を解説します。


志望動機やアピールポイントが抽象的である

志望動機やアピールポイントは具体的に記載しましょう。抽象的に書くと、説得力がなくなり、印象にも残りづらくなってしまいます。

アピールポイントが「接客が得意」なら、なぜ接客が得意なのか具体的に考えてみましょう。顧客の情報をふまえて機転のきいた行動ができる、多方面の知識がありどのような人とも会話がはずむなど、接客が得意な理由はさまざまです。

自分の得意なことや好きなこと、具体的なエピソードを書いて、志望動機をより印象に残るものにしましょう。


給与や待遇がおもな理由である

給与や待遇面を志望動機にあげるのも、あまりおすすめできません。

たしかに、仕事を続けていくうえで、給与や待遇の良し悪しは重要なポイントです。しかし、給与や待遇ばかりを理由にしていると、より待遇の良い企業が現れたらあっさりとやめてしまうかもと、不安を持たれてしまいます。


動機に主体性がなく、熱意が伝わらない

動機に主体性がない場合、熱意が伝わらず、本当に熱心に取り組むのか疑問を持たれてしまいます。なんとなく美容師を目指し、なんとなく企業を選んだ人を採用したいと思う企業はありません。

美容師を目指す動機や企業を選んだ動機は、主体性が伝わる表現でまとめるようにしましょう。


美容師の志望動機を考えるポイント!あらためて自分自身を見つめなおそう

志望動機を考える際のポイントを3つ解説します。文章を考えるのが苦手な人や、志望動機が曖昧だと感じる人はぜひ実践してみてください。


1. なぜ美容師になりたいのか、箇条書きにする

志望動機を作成する際、すぐに文章として書き始める人もいます。しかし、いきなり文章を書き出してしまうと、途中で何を伝えたいのかわからなくなったり、話が脱線してしまったりします。

文章を書く前に、なぜ美容師になりたいのかを箇条書きにしてみましょう。「小さな頃からおしゃれが好き」「ヘアメイクをしてもらったときうれしかった」など、簡単な言葉で構いません。思いつく限り書き出してみましょう。


2. その理由について考え、一つずつ文章にする

次に、1で考えたことについて、その理由を一つずつ文章にしてみましょう。

例えば、美容師になりたい理由が「ヘアメイクしてもらったときうれしかった」なら、なぜ感動したのかを考えます。髪型が変わっていくのが面白かった、美容師がやさしかったなどさまざまな理由が考えられるでしょう。

理由を深掘りしていくと、だんだんと自分にしかないオリジナルの志望動機ができてきます。集めた理由を一つにして文章をつくってみましょう。


3. 志望先の企業のことをあらためて分析する

自己分析が終わったら、志望先の企業をあらためて分析してみましょう。

自己分析はあくまで自分の強みや弱み、行動理由を見つけるためのものです。自分のアピールポイントが見つかっても、それが企業の社風や社員に求めるものと違っていれば、就職にはなかなかつながりません。

企業を分析して、必要とされているものを知り、それに合った自分の強みを主軸に志望動機を組み立てましょう。


まとめ

志望動機は就職活動をするうえで欠かせないものです。志望動機のポイントをおさえ、自分の熱意が伝わる文章を考えましょう。

志望動機には「美容師になりたい理由・その企業を志望した理由・どんな美容師になりたいか」を必ず入れ、抽象的な部分はより具体的に記載できるよう深掘りします。

伝わる志望動機を書くためには、自己分析と企業分析が欠かせません。じっくりと時間をかけて、自分が美容師を目指す理由や企業にアピールできるポイントを考えましょう。

本記事で紹介したポイントと例文を参考に、自分と企業に合わせた志望動機を書いてみてください。

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