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Web/ITWeb/IT 【職種図鑑】

Webデザイン

  • 職種図鑑

目次


Webデザイン(Webデザイナー)の仕事内容

Web/ITのイメージ画像

Webデザイナーの仕事は、Webサイトのデザインをすることです。個人や企業からの依頼内容に沿って、お客様に満足してもらえるWebサイトのデザインをします。

デザインと一口にいっても、サイトの見た目だけではありません。使いやすさや情報更新のしやすさなども担い、Webサイトのすべてに関わる設計をする仕事といえるでしょう。

Webデザイナーになるために資格は必要ありません。しかし、デザインに関するAdobe社のIllustrator®やPhotoshop®、コーディングに関するHTML・CSSといった専門的な知識やスキルは必須です。

一般的に、クライアントの納期に合わせて働くことから、繁閑の差が大きく、フレックス制や裁量労働制を取り入れている企業もあります。Webサービスの増加に伴って人材を求める企業は多く、未経験者でも応募できる求人もあります。

クライアントの希望に沿ったWebデザインを作り、クライアントに満足してもらえたときに大きなやりがいを感じられる仕事です。



Webデザイン(Webデザイナー)に関するデータ

勤務実態(平均労働時間・残業時間・休日数)

平均労働時間

1ヶ月の平均労働時間は166時間です。週休2日制と仮定すると、1日当たり約7.5時間勤務となる計算です。

企業に所属して働く場合、勤務先に合わせて勤務時間が変わります。フレックス制や裁量労働制を取り入れている企業もあるでしょう。

フリーランスとして働く場合は、納期さえ守れば労働時間に縛られないため、個人のスケジュールやライフスタイルによって働き方を決められます。


残業時間

残業時間は勤務先によって異なります。

一般的にWebを設計する場合は、さまざまな工程を経て進むことから、1つの工程で遅れが生じると全体の納期に影響を与えてしまいがちです。工程の遅れを取り戻すために残業が発生することもあるでしょう。


休日数

休日数も勤務先によって異なります。

Webデザイナーの仕事はクライアントの都合や納期に合わせて働くため、繁閑の差があるのが特徴です。週休2日制を採用している企業が多いものの、変形労働時間制を導入して比較的自由に休日を取得できるところもあります。



持っておくとプラスになる関連資格

Webデザイナーとして働くために資格は不要です。しかし、専門的な知識やスキルは求められます。

以下で紹介するような資格を持っておくと、就職や転職、実際に仕事をするうえで役に立ちます。


ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、Webデザインに関する唯一の国家資格です。取得にはWebデザインについての幅広い基礎知識が求められます。

認知度が高いことから、これからWebデザイナーを目指す人は取得しておきたい資格です。1級~3級までに分かれています。


Webクリエイター能力認定試験

Webを作るために必要なデザインやコーディングに関する知識・スキルを試される資格です。

試験には、実務を意識した問題が多く出題されることから、学んだ内容をそのまま仕事に生かせられるでしょう。


HTML5プロフェッショナル認定資格

HTML5やCSS3、JavaScriptなどに関する知識やスキルを測るのが、HTML5プロフェッショナル認定資格です。

レベル1はマルチメディアに対応するスキルを、レベル2はマルチメディアとシステム間連携に対応したスキルを測ります。


Photoshop®クリエイター能力認定試験

Photoshop®クリエイター能力認定試験は、Photoshop®の編集に関するスキルを測るための資格です。

資格取得を通して、基本的な操作やコンセプト・目的に合わせて適切な機能を使いこなすスキルが身につくでしょう。

スタンダードとエキスパートの2種類があります。


Illustrator®クリエイター能力認定試験

Illustrator®の使用に関するスキルを測定する資格が、Illustrator®クリエイター能力認定試験です。スタンダードとエキスパートの2種類があります。

DTP業界で生かせる資格のため、DTP業界で働こうと思っている人やすでに働いている人におすすすめです。


アドビ認定エキスパート

Adobe社製ソフトに関する知識や技術を持っていると証明できるのが、アドビ認定エキスパートです。単一製品認定とスペシャリスト認定、マスター認定と3つのレベルがあります。

Adobe社製ソフトはWebデザイン業界で広く普及されているため、Webデザイナーとして働くうえでプラスと働くはずです。



転職者の声

30代 男性 経験5年

自分が良いと思ったデザインでも、クライアントの求めるものとは違う場合も多いです。

また、Webに関する知識の浅いクライアントの場合、無理難題を軽く言われてしまうことも。

やっていく上で学んでいくことが多い職種だと思います。

その分、ディレクターなどまで一通りを経験することで、人との接し方・コミュニケーション能力、相手の意図を察する能力など、必ず自分のスキルが広がると思います。


20代 女性 経験0年

製作完了するまでが大変ですが、自身が製作したモノを多くの人に見てもらえることがやりがいにつながっています。コツを掴んだりして、慣れてきたら早く制作できるようになるので楽しいです。


20代 女性 経験2年

自分の作品が世に見られやすいので、そのまま評価されます。

若い人からお年寄り、日本人だけではなく外国人も目につく職であり、実力があればどこの企業からも必要とされます!いろんなサイトを作成するため、いろんな界隈のネタをいち早く知ることができ、自然と情報が豊富になります!



キャリアパターン

同じ組織内でキャリアアップを目指す

Webデザイナーのキャリアパターンの1つとして、同じ組織内でキャリアアップを目指す方法があります。

Webデザイナーとしての経験を積み、一通りの仕事ができるようになると、案件の全体進行や運営などを担当するWebディレクターとしての役割が期待されるようになるでしょう。Webディレクターのあとは、事業全体の責任を負うWebプロデューサーを目指すのが一般的なキャリアパスです。

また、Webデザイナーのデザインをベースとして、WordPressといったCMSの設計や実装を行うフロントエンジニアへ職種変更する道もあります


独立開業を目指す

フリーランスのWebデザイナーとして独立開業するのも、代表的なキャリアパターンです。高いスキルや広い人脈があれば、独立開業することで制作実績と年収を上げられるでしょう。

ただし、Webデザインの技術だけでなく、営業スキルやコミュニケーションスキル、自分自身をマネジメントする力も必要となります。



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